Report 2014




11/1 彩の国男声コーラスフェスティバル2014 (11/9)
7/27 歌声よ届け 魚水愛子とヤングハートな仲間たち (8/15)
6/29 女声合唱団 コール♪シャンティ ファーストコンサート (10/11)
6/14 第59回埼玉県合唱祭 (7/16)
6/8 新しい仲間が増えました
4/12 ヴォイストレーニング 行木友一さん (4/20)
2/9 イリス合唱祭2014出演 (2/17)







11/1 彩の国男声コーラスフェスティバル2014
 
2009年に改めて再スタートした「彩の国男声コーラスフェスティバル」は今年で既に6年目を迎えました。装いもあらたに秩父ミューズパークから川口リリアホールに会場を移し、高校生も参加できるような方式に変りました。

    

 第一部は、合唱指揮者・山脇卓也さんによる、ツェーザー・フライシュレン作詩/信長貴富作曲『
くちびるに歌を』の講習があり、公募の《彩の国フェスティバル男声合唱団》が受講しました。楽曲の理解、ドイツ語の発音、表現の仕方などなどを聞き、演奏の練習をしました。総勢60人強、緻密な演奏をするにはこのあたりが限界かも知れません。
 さらに我々にとってこの曲は、小秀一先生がご存命だった2011年、男声合唱団Vive la Compagnieとして全日本合唱コンクールにチャレンジ、どうにか埼玉代表となり、関東大会まで進んだ懐かしい曲です。山脇卓也さんの的確な指導のもと、とても感動的な演奏になったのではないかと思います。
 今回の参加数は14団体。コール・グランツは、多田武彦作曲「木兎(みみづく)」と「雪はふる」を演奏しました。個人的にはセカンドテナーからベースへ移ったばかりで、慣れない音や譜面と格闘しながらのオンステとなりました。写真のとおり、一人だけ譜持ちで歌っています。「雪はふる」のソロはセカンドからトップテナーへ移動した星野英明さんでした。
 今、グランツではトップテナーの野口享治さんがバリトンに移ったり、新しく入られた方々もバリトンやベースですから、いつの間にかテナー系が手薄になっていますが、男声合唱はベース系が充実しているほうが良いのです。とはいえ、輝かしいテナーがなくてはやはり男声合唱は寂しいのです。テナー系の奮闘を期待しましょう。

 さて、彩の国男フェスは、2015年8月1日(土)にまた同じリリアホールで開催します。私は懇親会の司会者として定着してしまった感がありますが、もうそろそろ世代交代の時期になりましたので、なんとか星野英明さんや他の方にバトンタッチしたいものです。そうなれえば、懇親会でもう少しお酒を飲む時間もとれるというものです。






7/27
 歌声よ届け 魚水愛子とヤングハートな仲間たち

 727日、魚水愛子さん主催のコンサートが無事終了しました。我がコール・グランツは賛助出演ということで、男声合唱と混声合唱に参加させて頂きました。
 詳しくはこちらをご覧ください。






6/29 女声合唱団 コール♪シャンティ ファーストコンサート

男声合唱団コール・グランツ 友情出演


 ♪ お礼のことば 
 コンサートには、たくさんの方々がお見えになり、とても緊張しました。

 それでも、グランツさんのご協力もあり、混声の深い響きを体感することができたり、涙ぐまれながら、私達の歌を聴いてくださった方がたもいらっしゃり、私達にとって、忘れられない素敵な時をすごすことができました。
 ひとつひとつの歌詞の中に、私達の歩みや思い出を込めて歌うことが出来て、よかったと思っています。
 グランツさんには、朝一番の会場づくりから手伝っていただき、ありがとうございました。ステージでも、男声の素晴らしさをご披露いただき、感謝いたします。
 このコンサートに関わって下さった全ての方々に感謝しています。
 コール♪シャンティ     秋 庭 千 歳

2014年6月29日(日) 本番
 コール・シャンティ ファーストコンサートが盛会裡のうち無事に終了しました。
 コール・シャンティは指揮者を置かないた合唱団ですが、今回は混声のステージ 「COSMOS」 を鳥居芳子さんが、「Stand Alone」 をグランツの野口享治さんがそれぞれ指揮をしました。また、アンコールの 「雨のち晴レルヤ」 ではグランツの田村邦光さんがピアノを弾きました。「雨のち晴レルヤ」 ははグランツの森下智晴さんの提案で選曲されたものです。


本番直前のリハーサル














2014年5月10日(土) 合同練習
 コール・シャンティ ファーストコンサートに向けた合同練習が南栗橋公民館くぷるで午後3時から5時まで行われました。
 シャンティの鳥居芳子さんによる発声練習のあと、「民衆の歌が聞こえるか?」、「COSMOS」、「Stand Alone」 やアンコール曲を出入りを確認しながら通し練習をしました。今回は女声より男声が多いという男声にとっては楽な条件です。張り上げず優しく女声をサポートするように心がけています。ピアニストはシャンティメンバーの娘さん・河野久美子さんです。
 今回のステージはとくに指揮者を置かないため、お互いに聴きあいながら歌います。主に女声陣は前列、男声陣が後列の二列、まだ暗譜しなければならないところも残っているので、次回までにはなんとか仕上げましょう。













6/14 第59回埼玉県合唱祭

 今年の合唱祭は、6月7日(土)埼玉会館を皮切りに、22日(日)熊谷文化創造館まで全5回にわたって開かれ、グランツは第3日目のさいたま市文化センター、第2部に出演しました。当日は午前中の時間がとれたので、浦和の貸しスタジオで練習してから南浦和の会場へ移動。

 


 第2部は午後1時半開演、出番は7番目、同じ部には男声あんさんぶる 「ポパイ」 と益楽男グリークラブが出演していました。
 グランツは、三好達治作詩/多田武彦作曲、男声合唱組曲 『わがふるき日のうた』 より 「(いし)のうへ」 と 「鐘なりぬ」 を演奏。因みに、ポパイは海の男のうたSea Shantyの “Haul Away,Joe”、“Shenandoah”、“High Barbary” を、益楽男Gは中山晋平の 「ゴンドラの唄」 と上田真樹作曲 「酒頌」を披露しました。



 

 

 

 


 さて、グランツの演奏の出来はどうだったでしょうか。お二人の講師から講評を頂きました。

 指揮者の外山浩爾氏は、
 多田作品の特徴として、詩のフレーズ感を如何に音で出すかがあります。少しフレーズが切れすぎになっていると聴きました。気持ちよさそうに歌うのは、とてもよく判ります。
と弱点をみごとに突いています。フレーズがブツ切れだったかも知れません。その後、反省して大修正をかけています。

 つぎは、同じく指揮者の村田和子氏。村田先生とは以前埼玉県合唱連盟副理事長だったときに一緒に連盟で仕事をさせて頂いたご縁があります。終演後、ホールでお会いした際、いろいろ書きたかったけどあまり書けなかったわよと仰っていました。
落ち着いた大きな流れの多田作品、時々パートの音質、音程のバラつきがやや気になります。曲の持つダイナミックがよく出ています。男声合唱の魅力をたっぷり聴きました。ありがとうございました。
 パートの音質、音程のバラつきがあるのは重々承知しています。こちらこそどうぞよろしく。


 そして打上げ。南浦和から浦和に移動、県庁そばのいつものレストラン 「ちきん亭」 を休業日なのに貸し切り、飲み放題&歌い放題でした。

 



 







6/8 新しい仲間が増えました

 1、長らく休団中であったバリトン・森下智晴さんが復帰され、次いで5月からセカンドテナーに石川和彦さんが入団されました。これで内声が一段と充実しました。とはいえ、トップテナー:3、セカンドテナー:5、バリトン:4、バス:3という配置はちょっとバランスが良くない感じですね。

 トップテナー  野 口  石 黒  浅 川    
 セカンドテナー  星 野  江 橋  石川(正  前 田  石川(和
 バリトン  田 淵  森 下  加藤(峰  加藤(良  
 バス  土 田  田 村  深 津    

 6月14日(土)は埼玉県合唱祭、男声あんさんぶる「ポパイ」と同じ第2部で演奏します。その後は二つの賛助出演が続きます。6月29日(日)は「コール♪シャンティ ファーストコンサート」、7月27日(日)は「魚水愛子とヤングハートな仲間たち」でそれぞれ混声合唱を歌います。

 また、長らく一緒に歌ってきたバリトン・伊藤 昭さんが4月で退団されました。これからもいろいろな形で合唱・音楽を楽しみ、いつまでもグランツを応援して頂けるとありがたいです。





4/12 ヴォイストレーニング 行木友一さん

 412日、盟友男声あんさんぶる「ポパイ」行木友一さんにヴォイストレーニングをお願いしました、発声を含め曲作りについて指導を受けました。行木さんはとても音域が広く、テナーからベースまですべて歌って見せることができますから具体的で分かりやすいと好評でした。

    

 今回は多田武彦作曲『わがふるき日のうた』の中から「甃のうへ」と「鐘鳴りぬ」の二曲を題材に、ブラッシュアップを図りました。



 発声法は教える人によってさまざまなやり方があり、必ずしもどれが正しいということではないと昔から言われています。なかには間違った教え方もあるかも知れませんが、それはとりあえず別として、実際には歌い手に合わせた指導法や矯正方法を工夫することが求められますし、それが故に場合によっては正反対の指摘をすることが出てくるのかも知れません。

              

 このようなことはとくに声楽だけに限ったことではないでしょう。たとえば、テニスのレッスンを例にとると、レッスンを受ける人の運動能力、癖、センス、経験年数などを考慮して教えなければうまくいきませんが、そのためには相手によって表現を変えなければ伝わらないのと同じです。


 マエストロ行木の発声法の基本はマスケラに当てて響かせるもので、昨年亡くなられた小秀一先生(元埼玉県合唱連盟理事長)の指導法と同じ流れにあります。また機会を作ってお願いしたいですね。





2/9 イリス合唱祭2014 出演
   久喜市栗橋文化会館イリスホール(埼玉県久喜市)

 恒例となったイリス合唱祭が29日開催され、グランツも出演しました。
 この催しはイリスホールの自主文化事業で、全面的に市がバックアップしています。出演は11団体と少なめでした。男声合唱は、我がグランツともう一つ男声合唱団ひろ・コラリアーずの二団体が出演、ひろ・コラリアーずは木下牧子作曲「夢みたものは」「ロマンチストの豚」「鴎」の三曲、グランツは多田武彦作曲『わがふるき日のうた』より「
(いし)のう」「郷愁」「鐘鳴りぬ」の三曲を演奏しました。グランツは前日の練習が雪のために中止したので、本番はやや練習不足の状態…、まあ、しかたがないです。ところで、ひろ・コラリアーずの演目は前にグランツがやったのとまったく同じでしたね(^_-)
 圧巻だったのは、なんといっても県立久喜高等学校の女声合唱でした。
久喜高は前日(2/8)の雪の中、東京の春コン(春のコーラスコンテスト)に参加し高校の部で2位を獲得した実力派、ここでも素晴らしい演奏を披露してくれました。

     

 
自主事業とはいうものの、担当者の経験不足や音楽に関する知識の不足は否めません。例えば、プログラムに曲名は書いてあるが、作詞者や作曲者が誰かは書かれていません。今後の改善に期待したいところです。








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